SANの概要

設立目的

本連盟は、長野県におけるスキー界を代表する団体として、県民の正しいスキーの普及と振興をはかり、もって健全なスポーツ精神を養うと共に、県民の体位向上に寄与し、併せて広く体育文化の進展に貢献することを目的とする。

設立

昭和 7年10月27日 長野県スキー連盟創立・全日本スキー連盟に加盟
昭和57年11月30日 財団法人長野県スキー連盟 長野県知事認可
平成25年 8月 1日 公益財団法人長野県スキー連盟 長野県知事認可

役員

理事 29名 監事 2名 (令和4年10月25日現在) 

評議員

評議員 21名 (令和2年8月1日現在) 

所属団体(クラブ)

クラブ 63クラブ (令和2年8月1日現在) 

登録会員

登録会員 4,124名(’19-’20シーズン登録者)

主な事業内容

  1. 長野県スキー選手権大会の開催及び各種スキー競技会の開催並びに後援。
  2. スキー競技選手の育成・強化。
  3. スキーの普及のためのスキー指導者の養成、各種講習会の開催及び技術検定会の開催。
  4. スキー学校の公認推薦及び認定とその指導監督。
  5. スキーに関する安全対策及び傷害防止対策の樹立並びにその普及と実施。
  6. 長野県索道事業者協議会との協力及び連携を深め、長野県スキー場安全対策協議会に参加すること。

SANのあゆみ

10年 【1932-1941】

昭和7年(1932年)長野県スキー連盟創立、全日本スキー連盟に加盟する。
総裁に長野県知事石垣倉治。加盟団体は、上田・飯山・野沢温泉・諏訪・長村・柏原・平穏温泉の各スキー倶楽部、会員760人
昭和8年(1933年)第1回長野県スキー競技大会開催(菅平)
昭和9年(1934年)菅平で文部省第1回スキー指導者講習会開催
昭和10年(1935年)冬季オリンピック会場選考委員会第1回会合、立候補は霧ヶ峰・菅平・志賀高原・乗鞍・日光・札幌
昭和13年(1938年)野沢温泉で第9回明治神宮体育大会スキー競技会
昭和14年(1939年)全日本スキー連盟の第1回1、2級バッジテスト、丸池と菅平で開かれる。
全国皆スキー行進日、霧ヶ峰中央会場となる
昭和15年(1940年)菅平で第1回県下警防団スキー競技大会開催
昭和16年(1941年)第2回指導員検定講習会、野沢温泉を会場とする。
全日本スキー連盟一般スキーの指導に着手

20年 【1942-1951】

昭和18年(1943年)夜間瀬スキー場で第11回県下スキー競技大会開催、戦前最後の県内スキー競技会となる
第21回全日本スキー選手権大会兼第13回明治神宮大会、栃木県奥日光で開催、戦前最後のスキー競技会となる3回明治神宮大会、栃木県奥日光で開催。 戦前最後のスキー競技会となる
昭和19年(1944年)菅平で戦技スキー兼壮丁皆スキー訓練指導養成中央講習会開催される
昭和20年(1945年)全日本スキー連盟が復活する。 各地加盟団体に通知を発する
昭和21年(1946年)霧ヶ峰で県下スキー選手権大会を開催。 100余名の選手が参加、戦後最初の県内スキー競技会
昭和22年(1947年)志賀高原丸池の進駐軍のスキーリフト完成
野沢温泉で2月10~11日開催予定の第2回国民体育大会スキー競技会は輸送事情が悪く中止、代わりに北日本スキー選手権大会を開く
昭和23年(1948年)第1回長野県高等学校スキー大会(以来30回連続)(飯山市)
第3回国民体育大会スキー競技会兼第26回全日本スキー選手権大会、野沢温泉において開催

30年 【1952-1961】

昭和27年(1952年)第1回全国高等学校スキー大会、群馬県水上で開催。下高井農林高校が男子総合優勝
昭和29年(1954年)第9回国民体育大会スキー競技会、野沢温泉で開催
昭和30年(1955年)第4回全国高等学校スキー大会、秋田県湯沢で開催。飯山北高が男子総合優勝
昭和32年(1957年)第6回全国高等学校スキー大会(飯山市) 
第35回全日本スキー選手権大会ノルディック種目、野沢温泉で開催
第35回全日本スキー選手権大会ノルディック種目、志賀高原で開催
昭和33年(1958年)第36回全日本スキー選手権大会アルペン種目、志賀高原で開催
昭和34年(1959年)第37回全日本スキー選手権大会アルペン種目、志賀高原で開催
昭和35年(1960年)志賀高原で第15回国民体育大会スキー競技会開催
昭和36年(1961年)軽井沢スキー場、わが国最初の人口降雪スキー場として開場
第39回全日本スキー選手権大会ノルディック種目、志賀高原で開催

40年 【1962-1971】

昭和38年(1963年)飯山で第1回長野県中学校総合体育大会スキー競技会を開催
八方尾根で第41回全日本スキー選手権大会アルペン種目を開催
昭和41年(1966年)第15回全国高等学校スキー大会、秋田県花輪で開催男子飯山北高・女子飯山南高が総合優勝、飯山南高女子7連勝の始まり
昭和43年(1968年)志賀高原で第1回甲信越ブロック連合中学生スキー記録会開催
昭和44年(1969年)野沢温泉で第2回スキー学校全国大会を開催
昭和45年(1970年)第19回全国高等学校スキー大会(飯山市)
昭和46年(1971年)野沢温泉村でオーストリアのサン・アントン村との姉妹提携調印
昭和47年(1972年)第11回冬季オリンピック札幌大会開催

50年 【1972-1981】

昭和48年(1973年)山ノ内町アメリカのサンヴァレー市姉妹村提携調印
昭和49年(1974年)長野県スキー連盟、菅平でスキーパトロール研修会を開催
昭和50年(1975年)長野県・長野県スキー連盟など、スキー場安全対策連合会を設立
昭和51年(1976年)白馬高校、全国高等学校スキー大会女子総合優勝
スイスのダボスで真田町との姉妹都市提携調印
昭和52年(1977年)県スキー連盟、日本イラン親善スキー交流会に代表を10人派遣
野沢温泉の40メートル級人工芝ジャンプ台で初飛躍
昭和53年(1978年)野沢温泉で第33回国民体育大会(やまびこ国体)スキー競技会開催。長野県は天皇杯・皇后杯ともに優勝
「長野県スキー史」刊行
昭和54年(1979年)第1回長野県スキー大会週間(志賀高原)
昭和55年(1980年)第17回全国中学校(選抜)スキー大会(旭川)で本県選手活躍
昭和56年(1981年)第36回国民体育大会スキー競技会(妙高高原町)天皇杯2位、皇后杯優勝
韓国ソウル特別市スキー協会と友好提携調印

60年 【1982-1991】

昭和57年(1982年)第18回全国中学校選抜スキー大会(小谷村)
第37回国民体育大会スキー競技会皇后杯優勝(田沢湖)
公認スキー学校全国大会(志賀)
長野県スキー連盟創立50周年記念式典
昭和58年(1983年)第1回ジュニアオリンピックスキー大会(野沢)
公認スキー学校全国大会(岩岳)
中国スキー用具贈呈運動第1回分発送
昭和59年(1984年)第39回国民体育大会スキー競技会皇后杯優勝(蔵王)
第2回全国ジュニアオリンピックスキー大会(野沢)
中国滑雪協会スキー用具贈呈品発送(長野)
昭和60年(1985年)全日本身体障害者スキー大会(飯綱)
第40回国民体育大会スキー競技会皇后杯優勝(片品)
全国公認スキー学校アニバーサリー(野沢)
全日本フリースタイル選手権大会(野沢)
昭和61年(1986年)第41回国民体育大会スキー競技会皇后杯優勝(倶知安)
第4回全国ジュニアオリンピックスキー大会(栂池)
オーストリアチロル州スキー連盟友好提携調印(長野市)
昭和62年(1987年)第35回全国高等学校スキー大会(白馬村)
第42回国民体育大会スキー競技会皇后杯優勝(白馬村)
FISサマージャンプシリーズ野沢大会
昭和63年(1988年)中国吉林省滑雪協会友好提携調印(長野市)
平成元年(1989年)中国吉林省クロスカントリー長白山合宿 1998長野冬季オリンピック選手強化指定校・団体認証
平成2年(1990年)第45回国体スキー競技会皇后杯優勝(青森・大鰐)
国際ジャーナリスト長野ウインターフォーラム開催(志賀高原)
中国ジャンプ訓練隊合宿受入(野沢温泉)
平成3年(1991年)1995インタースキーが野沢温泉にて開催決定
1998第18回冬季オリンピック長野開催が決定

70年 【1992-2001】

平成4年(1992年)北野次登会長就任
第16回オリンピック冬季競技大会(フランス・アルベール)にてノルディック複合団体金メダル獲得(河野孝典選手出場)
平成5年(1993年)第48回国体スキー競技会皇后杯優勝(鳥取・大山)
IVSS国際学校スキー部会開催(車山高原)
ノルディック世界選手権大会複合団体で優勝(河野孝典選手・荻原健司選手出場)
荻原健司選手がワールドカップ(ノルディック複合)個人総合優勝
平成6年(1994年)第17回オリンピック冬季競技大会(ノルウェー・リレハンメル)にてノルディック複合団体金メダル獲得(河野孝典選手・荻原健司選手出場)、ジャンプ団体銀メダル獲得(西方仁也選手出場)
荻原健司選手がワールドカップ個人総合2連覇
平成7年(1995年)第15回インタースキー野沢温泉大会開催
第50回国体スキー競技会天皇杯優勝(福島・猪苗代)
荻原健司選手がワールドカップ個人総合3連覇
平成8年(1996年)第1回国際スキー技術選大会開催(野沢温泉)
長野県スキー連盟会館起工式
平成9年(1997年)オリンピック国際前大会として、クロスカントリー・ジャンプ・ノルディック複合・フリースタイル・スノーボード・アルペンのワールドカップ等がオリンピック会場にて開催される
長野県スキー連盟会館竣工
平成10年(1998年)2/7~22 第18回オリンピック冬季競技大会長野1998開催、12名の県選手が出場
平成11年(1999年)第48回全国高等学校スキー大会で飯山南高校が学校対抗男子・女子総合優勝(青森)
平成12年(2000年)第49回全国高等学校スキー大会を飯山市にて開催、飯山南高校が学校対抗男子・女子総合連覇
平成13年(2001年)第56回国民体育大会冬季大会を飯山市にて開催、天皇杯・皇后杯優勝
第48回全国高等学校スキー大会で飯山南高校が学校対抗男子・女子総合3連覇(新潟・妙高)

80年 【2002-2011】

平成14年(2002年)第57回国体スキー競技会天皇杯優勝連覇(新潟・妙高)
第19回オリンピック冬季競技大会(アメリカ・ソルトレーク)に12名の県選手が出場
平成15年(2003年) 
平成16年(2004年)山岡聡子選手がワールドカップ(スノーボードHP)個人総合優勝
平成17年(2005年)第60回国体スキー競技会天皇杯優勝(岩手・安代)
デモンストレーターによる普及イベント「スプリングキャンプ」を開催
平成18年(2006年)第20回オリンピック冬季競技大会(イタリア・トリノ)に15名の県選手が出場
平成19年(2007年)第56回全国高等学校スキー大会で飯山南高校が学校対抗男子・女子総合優勝(富山・南砺)
友好交流のある中国吉林省(北大湖スキー場)にて、アルペン部シーズンイン強化合宿として中国遠征事業がスタート
平成20年(2008年)第63回国民体育大会冬季大会を野沢温泉にて開催、天皇杯優勝
上村愛子選手がワールドカップ(フリースタイルモーグル)5連勝と個人総合優勝を果たす
児玉幹夫会長就任
平成21年(2009年)第58回全国高等学校スキー大会を白馬村で開催
上村愛子選手がフリースタイル世界選手権猪苗代大会モーグル・デュアルモーグル両種目で優勝
ノルディック世界選手権大会複合団体で14年ぶりに優勝(渡部暁斗選手出場)
トップアスリート支援「スキースターズ長野」発足
平成22年(2010年)第21回オリンピック冬季競技大会(カナダ・バンクーバー)に10名の県選手が出場、上村愛子選手が4位入賞
平成23年(2011年)日本スキー発祥100周年を迎える

90年 【2012-2021】

平成24年(2012年)信州スキー発祥100周年、連盟創立80周年を迎える
矢口公勝会長就任
SAJナショナルデモンストレーターの丸山貴雄選手が全日本スキー技術選手権大会で史上初の3連覇を達成
平成25年(2013年)ノルディック世界選手権大会ジャンプ混合団体で優勝(竹内択選手出場)
8月1日に公益財団法人に移行
平成26年(2014年)第22回オリンピック冬季競技大会(ロシア・ソチ)に12名の県選手が出場、ノルディック複合渡部暁斗選手が銀メダル、ジャンプ竹内択選手が銅メダル、モーグル上村愛子選手が4位入賞
平成27年(2015年)第70回国体スキー競技会天皇杯・皇后杯優勝(群馬・片品)
北野貴裕会長就任、全日本スキー連盟会長に長野県より初の会長として就任
平成28年(2016年)全日本選手権アルペン大回転で高校生の加藤選手が優勝
平成29年(2017年)第72回国民体育大会冬季大会を白馬村にて開催
北海道・札幌市で開催の2017アジア冬季競技大会に4名の県選手が出場、クロスカントリーレンティング選手が大会三冠・宮崎選手がリレーで優勝
国際スノースポーツ指導者連盟(IVSI)国際会議開催(白馬八方尾根)
平成30年(2018年)第23回オリンピック冬季競技大会(韓国・平昌)に8名の県選手が出場、ノルディック複合渡部暁斗選手が2大会連続の銀メダル獲得
渡部暁斗選手がワールドカップ(ノルディック複合)シーズン8勝と個人総合優勝を果たす
第73回国体スキー競技会天皇杯・皇后杯優勝(新潟・妙高)
平成31年/令和元年(2019年) 
令和2年(2020年)第57回全国中学校スキー大会を野沢温泉村で開催、以降10年間にわたり野沢温泉村で拠点化開催となる
スイスで開催の第3回ユースオリンピック冬季競技大会に6名の県選手が出場、ジャンプ・ノルディック複合混合団体で銀メダル(宮崎・西方・久保田選手出場)
令和3年(2021年)第70回全国高等学校スキー大会を飯山市で開催、飯山高校が14年ぶりに学校対抗男子・女子総合優勝